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2008年12月 4日(木)

紀伊國屋書店 新宿本店さん 第3話 / 全3話

 「王子、こんごの目標をきかせてほしいのね」

すっかり意気投合した森下さんに、勝手に王子とニックネームをつけるぶんこちょ。新人で横浜→カルチャー発信地のニューヨーク→老舗の新宿本店。うーん、確かに王子っぽいおしゃれな略歴。でも森下さんの主張は結構骨太。 

 

03_ohji.jpg新宿らしい宝島SUGOI文庫のラインナップを持ちながら熱く語る「王子」。ぶんこちょも引き込まれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

森下さん「新しい企画、マルチな展開で勝負するのも良いと思いますが、私はこの紀伊國屋本店を愛してくださるお客様を大事にしたい。書籍は情報を掘り下げる媒体。社会の流れを他の媒体で感じられたら、その本質を紀伊國屋本店で見つけていただけるように、棚を動かしていきたいと思っています。ここに来ることがカルチャー、そんなふうになったらいいですね」

「こんな店にパパとおじいちゃんをつれてきたい…」

え?パパとおじいちゃん?そんな家族がいたのかぶんこちょ!それともただのたとえ話でしょうか?またまたタブーをふりまきつつ、新宿・末広亭に消えていくぶんこちょでした。

03_kakunin.jpg

ちゃんと帯にはぶんこちょが。
自分で確認、自分で主張。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぶんこちょミニこらむ
紀伊國屋ニューヨーク店4年半勤務
骨太王子(勝手に命名):
森下さんに聞くNY書店事情


ニューヨークの店は本屋という概念を超えた存在でしたね。ある意味、日本のカルチャーの玄関口といえるかもしれません。

アメリカ人の彫師が日本の美しいタトゥーの写真集をまとめて買いに来たり、黒人の若いお兄さんが古武道の本を買ったり。
日本の漫画やアニメはオタク系に、宝島社さんのファッション雑誌なども若い方、クリエイターの方にとても人気がありました。

情報も早く、週刊誌も日本国内の地方よりもオンタイムで並びます。
印刷、紙質もアメリカのものにくらべてとても良いですから、その点も人気の要因でしょう。

本だけではなく、日本的なアイテムも置いてあります。
もともとアメリカの書店は書籍だけではなく文具は勿論、お菓子や日用品まで一緒においてあるような、コンビニエンスストア的な雰囲気があるんです。

そこで紀伊國屋では、木刀とかお線香とか巻きずしをつくるセットとか、そういうものも置いています。これが良く売れるんです。
書籍やアイテムとあわせて、日本のカルチャーを売る店、と言えるでしょう。

 

 

取材協力:「紀伊國屋書店 新宿本店」

 

「第5回のお話は12月11日(木)に公開予定!!
                  みなさんおたのしみに!」

 

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プロフィール

ぶんこちょ

全国の書店に広く分布し、文庫本コーナーや棚前平台、レジコーナーで遊んでいることが多い。‥機嫌の良い時は人の手に乗って遊ぶ習性がある。
毎月届くという宝島社文庫と宝島SUGOI文庫が主食で、その影響か羽根は文庫本に進化している。